「この写真、本人は不本意だろうな・・・」。

友人の告別式で遺影に手を合わせながら、そんなことを思ってしまった。大勢の人と撮った集合写真から遺影用に拡大加工したのだろう。ピンボケで、とってつけたような笑顔をしている。 私の遺影には、「ああ、あいつらしいや」と思ってもらえる写真を使ってほしいと思った。『夢・ゆめ・写真館』で撮った私の遺影は、酒好きの私らしく、ビアグラスを持って乾杯のポーズをとっている。自然な笑顔が撮れて、自分でもなかなか気に入っている。

(千葉県・N・Hさん)