「葬儀のときにかけてくれ」といわれた音楽をかけ忘れた!

母は生前に「葬儀のときはエルトン・ジョンの音楽をかけてね」といっていて、CDもすでに用意されていました。それは母の青春の音楽だったのです。もちろん音楽を流すことを約束したのですが、それから間もなく母は亡くなってしまいました。
あまりにも急な死の訪れに、残された私と弟は、驚きと悲しみに打ちのめされ、とても母の言い残した音楽のことに思いが及びませんでした。あわただしく葬儀が終わり、自宅に持ち帰った遺骨を前に、ただただ呆然とする中、私はなんとなく何かをし忘れたような妙な気分におそわれました。
弟も同じ気分を感じていたようで、母の遺影の前で二人が目を合わせた瞬間、
「あ!」
母の好きな音楽をかけるのをすっかり忘れていたのでした。 「お母さん、ごめんなさい。……まだ間に合うかしら」
悲しみを一瞬忘れた私たちは、CDデッキのスイッチを入れました。主を失い、ひっそりとした自宅の居間に母の好きだったエルトン・ジョンの歌が静かに流れてきました。!!……遺骨をおさめた壺が少し動いたように見えました。

「母さん、こういうサイトがあるよ」。

ある日息子から『夢・ゆめ・写真館』のことを教えてもらいました。

80歳の坂を越えると、年々いただく年賀状の枚数が減ってまいります。毎年欠かさず年賀状を寄越していた友人からぷっつり来なくなり、心配になって電話をすると家族の方から、「母は、臥せっております」と言われることもしばしばです。そんなとき、お見舞いに行くと、元気だった友人が別人のようにやつれていることが少なくありません。だから、私は自分が元気なうちに、遺影を撮っておこうと思ったのです。

写真館に行ってプロの写真家の方に撮ってもらったのは、何十年ぶりのことでしょう。出来上がった写真は、さすがプロの方に撮ってもらっただけのことはあり、大変満足したできばえになりました。

(東京都・Y・Nさん)

運転免許証作成用の写真が持ち込み可能に

「まるで犯罪者のような」とか「誰にも見せられない」などと、なにかと評判の悪かった運転免許証の証明用写真。自分で撮ったものは使用が認められず、運転免許センターで撮ったものしか使えず、撮り直しは不可ということで、かなり評判が悪いものでした。運転免許証はパスポートと並び、写真付きの本人確認書類として人に見せる機会が多いことから、「この恥ずかしい写真、なんとかならないものか」といった声がよく聞かれたものです。
しかし、2011年4月1日から、証明写真の持ち込みが可能になりました。
6か月以内に撮影した写真・無修正・正面・無帽・髪が目にかかり過ぎない・無背景・決まったサイズなど、写真の条件はいろいろあります。
ただし、この持ち込み可能の措置ですが、いまのところ全都道府県で可能というわけではありません。持ち込みができなかったり、申し込み人数に制限があったりというケースもあります。
詳しくは、お住まいの都道府県警のホームページを参照するか運転免許センターなどに問い合わせてください。
お気に入りの写真を使った運転免許証。これからは「もう誰にも見せられない」なんて嘆く必要もなさそうです。

「お母さん、遺影写真なんて縁起でもない」

と娘からは反対されたけど、私は、元気で笑って遺影の話ができる今のうちに、ぜひ撮っておきたいと思いました。撮影当日は、ちょっぴり緊張しましたが、さすがプロのカメラマンさん、緊張を解きほぐすようにいろいろ話しかけてくださったので、いい笑顔の写真が撮れました。これからは、毎年、毎年誕生日に撮ろうと思います。「ああ、今年も元気でお誕生日を迎えられた」と思えるように。

(神奈川県・H・Sさん)

父が指定した写真を遺影に使わないで「ごめんなさい!」

生前の父はとても几帳面な人で、自分が死んだ後のことはすべてノートに書き残してありました。お墓のこと、葬儀に呼ぶ人たちの名簿、遺影、葬儀のときにかける音楽など、残された私たちが困らないように、懇切丁寧に書いてありました。葬儀は父の遺言通りに執り行ったのですが、唯一、生前遺影だけは父の指示した写真を使いませんでした。
その理由というのは、なんだか、おすましでカッコつけていたから(笑い)。
それよりも他に、笑顔のステキな父の写真があり、そっちのほうが父らしいと思いましたので、それを遺影に使いました。……お父さん、ごめんなさい!!

(東京都・天真爛漫さん)

「この写真、本人は不本意だろうな・・・」。

友人の告別式で遺影に手を合わせながら、そんなことを思ってしまった。大勢の人と撮った集合写真から遺影用に拡大加工したのだろう。ピンボケで、とってつけたような笑顔をしている。 私の遺影には、「ああ、あいつらしいや」と思ってもらえる写真を使ってほしいと思った。『夢・ゆめ・写真館』で撮った私の遺影は、酒好きの私らしく、ビアグラスを持って乾杯のポーズをとっている。自然な笑顔が撮れて、自分でもなかなか気に入っている。

(千葉県・N・Hさん)

一昨年、夫を胃がんで亡くしました。

がんの告知を受けて3か月後のことでした。茫然自失のまま、通夜・葬儀が過ぎました。遺影写真は、私のいとこがアルバムから選んでくれたのですが、大あわてで選んだこともあり、正直あまりいい写真ではありませんでした。お別れにきてくださった方々のためにも、もっと幸せそうな顔をした写真を選びたかった……。そんな思いがあったので、『夢・ゆめ・写真館』で私の遺影写真を撮ってもらいました。考えた末に、夫の写真を胸に抱いた遺影写真にしました。天国に行っても一緒だよ、という気持ちをこめて……ちょっと変わっていて、いいでしょう?

(埼玉県・O・Mさん)